みんなで卍解を叫ぼう!

 久保帯人原作の漫画、「BLEACH

その中で登場する死神たちの奥の手として「卍解

と呼ばれるものがある。

 卍解は自身の持つ斬魄刀の力を解放し、絶大なパワーを得るものなのだが、その卍解があまりにも少年心を掴んで離さない代物であるのはもう既に周知されていることであると思う。

 そして日々の通勤生活、ないしは学校生活でストレスが溜まった時など、心と頭を空っぽにして卍解を叫びたいという衝動に駆られることが必ずしも存在する。必ずだ。

 しかし自分あんまり卍解知らないんだよな…という方に向け、卍解とはこういうものがあるぞという紹介をしようと思い、この文章を書いている。(もちろん、能力モノ漫画とかが好きなあなたや、厨二的な心を自覚しているそこのあなたにも向けている)

 今回はBLEACHの中に登場する「護廷十三隊」の隊長を勤める者たちの卍解を紹介していく。少しでも興味を惹かれ、叫びたくなる衝動に駆られる人が現れることを期待する。

 

 

※ この先、卍解についてのネタバレがあります。BLEACHのネタバレが嫌だ!という方は直ぐにスマホを放り投げて単行本を読みに行くべし。

 

 

 

 

 

 

残火の太刀(ざんかのたち)

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出典:animesoku.com

 

 護廷十三隊総隊長山本元柳斎重國が持つ焱熱系最強最古の斬魄刀である「流刃若火」

 桁外れの出力で炎を放出するこの斬魄刀は作中でもまさしく火力が最高峰。そんな絶大な力をもつ流刃若火の卍解がこの「残火の太刀

炎で燃え、焦げてボロボロになった小さな刀という一見奥の手の卍解には見えないこの残火の太刀だがその能力はあまりにもチートの性能盛りたい放題の性能になっている。(※能力以前にこの卍解発動の1枚絵だけで厨二心をくすぐる圧倒的なオサレさが迸っているのだが)

 残火の太刀の能力は主に4つ。東西南北の4つに分けられて区別されている。

 東 「旭日刃」

 この旭日刃が残火の太刀の最もオーソドックスな性能になっているのだが、その内容はというと流刃若火の炎の全てを鋒(きっさき)だけに集中させるというもの。所謂炎タイプの能力者が見せるような爆炎を撒き散らし敵を燃やすというものではなく、熱を一点集中させ鋒に触れた物を問答無用で消し去るという、全く違うステージに立ってしまっている。

 鋒に触れてしまうだけで跡形もなく灰になってしまうため受け太刀もさせず、ただ相手を消し去るだけの攻撃性能と言える。

 

 西 「残日獄衣」

 東の旭日刃が攻めだとしたらこちらの残日獄衣は守りである。残火の太刀の発動と同時に、自身の体を1500万度の熱を鎧のように体に纏うようになり、この能力のことを残日獄衣と呼ぶ。

 この1500万度という温度、よく分からないが本人曰く「太陽を纏っている」状態。先程は守りと呼んだが、こんなことされちゃ相対することすら不可能になるので守りと攻めを同時に兼ねた能力と言えるかもしれない。

 

南 「火火十万億死大葬陣」

 先程までの2つの能力があれば眼前の相手など一瞬で塵となって消え失せてしまうのだが、この卍解アフターケアまで完璧であり、南の能力である火火十万億死大葬陣はこれまでに斬った者たちの亡骸を呼び出し、旭日刃の熱を与えて甦らせるという訳が分からない理屈の能力になっている。問答無用で敵(なんなら味方でも)を焼き殺し、その屍たちを自身の手駒として扱うという完全に頭がおかしいストーリーが出来上がっているのが伺える。ていうかこんなん敵の能力だろ。

 

北 「天地灰尽」

 そして最後の北、天地灰尽である。これはシンプルに剣をなぎ払い、その直線上の物体を消滅させるものである。実際作中でも特に説明もなく剣を振ったら敵が消滅していたので解説もしにくい。

 そもそも天地灰尽なんて使わずともどうにでもなるのが残火の太刀である。

 

 と、こんな絶大な力を持つ卍解なのだがリスクもあり、残火の太刀を発動すると辺り一面の水分が蒸発して消えていく。そのため、長く発動していると敵どころか自分たちまで壊滅してしまうという扱いが大変危険な卍解になっている。

しかしこの圧倒的なチート能力、叫んで使いたくこと間違いなしである。 

 

「雀蜂雷公鞭」(じゃくほうらいこうべん)

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出典:bibi_stars.jp

 

 護廷十三隊において二番隊は隠密起動部隊となっており、その隊長である砕蜂も作中屈指の機動力、そしてそれを活かした暗殺能力を兼ね備えている。

 その砕蜂が持つ斬魄刀「雀蜂」は、2度同じ箇所に傷を与えると問答無用でその相手を即死させるという蜂に刺された際のアナフィラキシーショックをモチーフとした非常に強力かつ、自身の機動力を存分に活かすことのできる能力を持っている。

 しかし、その雀蜂の卍解である雀蜂雷公鞭は本人曰く「自身の矜持に反する」というあまり好意的ではない評価を得ている。それは何故か? 卍解が弱いから…ではなく、全く逆。雀蜂雷公鞭は斬魄刀が蜂の針を模したような巨大なミサイルに変化。そのミサイルを敵に打ち込むことにより莫大な威力の爆発を引き起こすことが出来るようになる。では何故矜持に反するのかというと、その巨大さから隠れることもままならず、その攻撃は前述の通り「暗殺と呼ぶには派手すぎる」からである。隠密起動の長たる砕蜂からすると釈然としない心持ちになるのも理解ができる。

 もっともこの卍解はその威力の反動か、自身の霊圧(BLEACHにおけるエネルギー単位のようなもの)を著しく消費してしまう。厳密に言うと3日に1発が限度であるというほど。しかし、この絶大な威力かつ、雀蜂の持つ「弐撃決殺」能力から、「一撃必殺」の能力へと変わるこの卍解はやはり少年心を掴んで離さないのではないだろうか。

 余談であるがこの卍解、ここまでの威力を持ちながら作中で敵にしっかりトドメをさせたことがなかったりする。そんな少し不名誉な実績を持つこの卍解、皆で叫んであげたくなりませんか?

 

 

 

「神殺鎗」(かみしにのやり)

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出典:bibi_stars.jp

 

 三番隊隊長で真意の読めない行動ばかりをとる不気味な隊長、市丸ギン。彼が持つ斬魄刀の名前は「神鎗」

 その能力は刀身を伸縮自在にできるというもの。シンプルだがそれ故に汎用性が高く、本来剣で戦う際の間合いを越えた範囲攻撃も行うことができ、近~中距離で自分の優位な状況を作り上げることが可能。

特筆するべき特殊能力と言ったものは特になく、ギンの戦闘センスありきでの神鎗の強さと言える。

 そしてその卍解である「神殺鎗」、この能力は神鎗の能力を更に延長したものとなっている。

 刀身が伸びるのはそのままだが、その上限はなんと13km。もはや槍どころではない攻撃範囲となっている。また、それ以上に厄介なのがその伸縮速度。その速度たるや音速の約500倍。何かがおかしい。目に捉えることすら不可能な速度で圧倒的なリーチを誇るこの卍解は防御不可能。まさに奥の手と言うにふさわしい能力である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「言うたほど長く伸びません 言うたほど迅く伸びません」

 

…とここまでの能力はギン本人が自らの卍解の能力を偽るために吐いたである。真の能力は伸縮する際に一瞬だけ塵となること。あまりにも速いために塵になる瞬間が捉えられず実際に刀身が伸びているように見えているという。そして更に真骨頂が斬魄刀の内部に細胞を溶かし崩す程の猛毒が仕込まれている」ということ。刀身を一瞬塵にして相手を貫いた際に、その破片を相手の体内に残してくる事による毒殺。それがこの卍解の最終奥義である。ちなみに毒を発動させるときの解号は「死せ(ころせ)」であり、卍解の名前である神殺鎗の殺の文字と反転しているという何ともオサレな演出がなされている。また、卍解をすることによって「神」の「鎗」だと思われていたものが「神」を「殺」す「鎗」であると判明するのもこの卍解の味の1つになっている。何故この卍解がこんな名前をつけられたのか…、その意味は実際にBLEACHを読んで確かめてもらいたい。それくらい綺麗なつながりとなっている。

 そして最後となるが、この卍解の発動の際のコマでの演出があまりにもオサレであるのは有名なところである。こんなコマ割りで躍動感や恐ろしさを演出出来るのはやはり師匠(久保帯人)しかいないだろう。

 

 

 と、今回3つの卍解の魅力を語ってきたのだが、琴線に触れるものはあっただろうか。意味が分からずとも叫ぶとなんだかかっこいい卍解だが、意味が分かるともっと叫びたくなること間違いなし。

 これで明日から卍解を叫びたい時に困ることはなくなったはず。それでは良い卍解ライフを!

 

 ※気が向いたら2弾も作ります。

 

 

 

最終回を迎えて

 ※以下、進撃の巨人のネタバレが含まれている可能性があります。

 

 

2021/6/9 進撃の巨人の34巻が発売された。約11年に及ぶ物語が完結を迎え、最後の単行本が世に出されたわけである。(本誌ではとっくに終わってただろ、今更だろ、という声は「俺は単行本で追ってたからいいだろ」と一蹴する)

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最終34巻

 最後の単行本を読み終え、物語が結末を迎えたことが喜ばしくもあり、もう続きを読むことは出来ないのだなという悲しみもある今の感情を形にしたい、ただなんかつらつらと文字を打ちたい、その2つの理由が今この文章を書いている理由である。

 

▪️進撃の巨人との出会い

 今でこそTwitterなどのハンドルネームを「へいちょう」としているくらい進撃の巨人が好きな訳だが、じゃあ最初からずっと好きで読んでいたのかというと実はそうでもなかった。元々進撃の巨人という漫画がある事は知ってはいたが、特に読むきっかけもなく、何となく巨人が出てくるホラー漫画みたいなものを想像しており、立ち向かうというよりは主人公たちがただ走って逃げているようなもの(青鬼みたいな)ものだと勘違いしていた。

 

 そんな中、いつも自分よりも流行りに敏感であった弟がレンタルビデオ店で何やらビデオを借りてきて部屋で見ている。何を借りてきたんだと部屋を覗いて見てみると、何やら金髪の男が裸のデカい男にちゅるんと飲み込まれているシーンだった。「え?」っと思わず声が出てしまったのだが、すぐに「ああ、これがあの進撃の巨人か」と感じ取った。しかし、その時はそこまで進撃の巨人に対して気を惹かれることは無かった。むしろ「そんな面白そうじゃないや」くらいの感想だった。初めて見たシーンがトーマスが食われるシーンではなく、巨大樹の森で兵長が無双しているシーンだったらまた違ったのかもしれないが。

 

 そしてその後、弟が進撃の巨人にハマっていった。アニメを見てそれでも満足ができず漫画を買い集めだした。とりあえず5巻までを買ってきたらしく、机の上に積んであったのを見て、何の気なしに手を取って読み始めてしまった。

「うわ、絵下手だな」

それが新鮮な最初の感想だった。BLEACHとかがすきで読んでいた頃だったので漫画は絵が上手いものだと思い込んでいた自分にとって1巻の絵は衝撃的だった。人の横顔がなんか平面だし、ただ荒いし、大丈夫なのか…?と思っていたのだが、それでも何故か読む手が止まらなかった。いつの間にか2巻、3巻と読み進めていき、遂に5巻まで全て読み終わってしまった。今まで別に興味がなかったはずだったのに1度読んでみたらその評価が180°変わってしまっていた。絵は下手かもしれないが何か引き込まれるものを感じたと言わざるを得なかった。

 こうして進撃の巨人への意識が大きくなって行き始めた。

 

▪️そしてファンへ

 その頃はまだ規制も緩く、YouTube進撃の巨人と調べるとアニメの切り抜きが普通に見れていた。ちょっと興味本位で調べてみたらすぐに見つかったので、どうせならと見始めていた。

 進撃の巨人のアニメを見ている方ならご存知であると思うが、これは本当にあの原作と同じなのか?と感じてしまうくらい絵が綺麗である。「あれ?お前こんな顔だっけ?」と頭をひねることが何度もあったものの、汚いものを見るより綺麗なものを見る方が人間嫌がらないように(多分)、順応していった。そしてアニメ進撃の巨人の真骨頂とも言えたのが、立体機動でのアクションシーンである。漫画では静止画で立体機動を描かなくてはならないということで、迫力に違いがあるのは仕方の無いことなのだが、それにしたってこの迫力はなんだと度肝を抜かれてしまった。こんなアニメ見た事ないぞとまたしても進撃の巨人に引き込まれていってしまった。そんな折に、先程も話したリヴァイ兵長による巨大樹の森での無双シーンがアニメで描かれる。あれはもうダメだった(語彙力の低下)。あんなん好きになる他ないだろと感じざるを得ないほどにかっこよかった。マジで巨大樹の森のシーンは全人類見た方が良い。

 こうして所謂「推しキャラ」も見つかってしまった。こうなったらもう進撃の巨人という漫画にどっぷりとハマっていく他はなかった。いつの間にか漫画を自分で買うようになり、アニメもリアタイで追いかけ、どんどん好きの沼に入り込んで行った。いつの間にか弟よりも進撃の巨人に詳しく、またファンになってしまっていた。

 

▪️最終回を迎え思うこと

 そして遂に進撃の巨人が最終回を迎えることが発表された。そりゃ始まったのだから終わるのも当たり前であり、読み進めていく内に物語の流れや、今全体のどの辺にいるのだろうという察しもついてくるので驚きと悲しみで膝が崩れるといったことにはならなかった。むしろ、どんな最終回を見せてくれるのだろうとワクワクすらしていた。

 しかし今、最終回を迎え全ての進撃の巨人を読み終わった後の感情はワクワクではなかった。別に結末がつまらなかったとかそういう意味では全くなく、どこか現実味がなかった終わりというものが形あるものとして見えてしまったため…のような気がしている。もう発売日にコンビニ等で進撃の巨人が並んでいることはないし、Twitterでネタバレコメントが流れてくることも無い。そう考えてしまうとどうしても明るい、前向きな気持ちではいられなかった。いや、今もそうなので過去形ではなく現在進行形で前向きな気持ちでいられなくなっている。

 漫画の最終回というものは今まで生きてきて何回も見てきた。BLEACHだったりハイキューだったりめだかボックスだったり好きな漫画がたくさん最終回を迎えていったが、こんな感情にはならなかった。改めて進撃の巨人という漫画の凄まじさと自分ののめり込み度を再確認した。これほどまでに名残惜しく感じてしまうこと、虚しい気持ちになってしまうこと、何より今こんなよく分からない下手な文章を勢いで書き始めていることがその証明でもある。「小さな絶望の積み重ねが人を大人に変えるのです」

と某1級術士も言っていたがまさにそれを実感した。小さな絶望というには些か大きすぎる気もするが意味は同じだろう。始まりがあれば終わりがあるのは当然だし、今まで楽しませてくれた思い出と記憶が消える訳でもない。(別に自分がアッカーマンというわけではなく)

 この絶望を糧にして、また日々を生きていこう。歩み続けていこうと気持ちを切り替えて行きたいと強く思う。

 自由を求めるため…とはまた違うが、それでも自分が前に進み続けることを止める理由などない。進撃の巨人のファンなのなら尚更だ。

 

 諫山先生本当に今までありがとうございました。

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人類最強の兵士概論

※以下、進撃の巨人本編のネタバレが含まれますのでご注意ください

 

 

 

進撃の巨人はコミックス、電子書籍の累計発行部数が1億冊を突破した別冊少年マガジンで連載中の漫画である。作者は諫山創(いさやま はじめ)。この進撃の巨人がデビュー作であることは広く知られ、それがまたこの進撃の巨人という漫画を世に知らしめることの1つの要因ともなっている。

 

その進撃の巨人の中に登場するキャラクター、リヴァイ兵士長 (以下、兵長)が、圧倒的人気を誇っているのはもう周知の事実であると思う。何を隠そうこの僕自身も進撃の巨人を読み、兵長のかっこよさに胸を打たれてしまったその1人である。

 

しかし、まだ進撃の巨人を読んだことがなく、「リヴァイ兵長って聞くけどどんな人なの?」と思う方もいらっしゃると思うので、今回はただただ兵長のことについて語ることにする。

 

▪️リヴァイ兵士長とは

まず兵長を知ってもらうに当たってプロフィールを以下に示してみた。

・身長 160cm

・体重 65kg

・誕生日 12/25

・役職 調査兵団兵士長

・年齢 30代半ば~後半

・性格 潔癖症、口調が荒め

・好物 紅茶

 

まずこのプロフィールを見て思うことは

「え?チビデブじゃね?」ということかもしれない。確かに数字だけ見れば160cmしかないくせに体重が65kgと、かなり肥満体型な、およそ人類を任せて良いような人物には見えない。しかし、そこは人類最強。あくまでもこの体重は筋肉によるものであり、脂肪と呼ばれるようなもので覆われてしまっている訳では無い。決してネットの世界で幅を利かせ早口で自身の得意分野をまくしたて、マウントを取って「俺人類最強!」のように言っている訳では無いことをわかって欲しい。

 

次に誕生日は12/25とクリスマスの日そのものである。なので当日はTwitter上でも、クリスマスを祝う声と同時に「リヴァイ兵長生誕祭」として絵だったり、思い思いの祝福の言葉が乱立をしている。今年も彼女が出来ずにクリスマスを迎えてしまった…というような男子諸君も「別にいいから!今日はそういうんじゃなくてリヴァイ兵長の誕生日だから!」と言えば多少は気が紛れるかもしれない。まぁ、そう言っているうちは恐らく彼女というものは出来ないということも心しておいて欲しいが。

 

そして次は性格面である。元々兵長は地下街の出身であり、裕福な育ちとは無縁であったことから口調はかなり荒々しく、そして汚い。どこぞの海上レストランのコックかのごとく、クソ、クソと言いまくる。だがしかしそのように口調が荒々しいとはいえ、実際のところ冷酷という訳でもなく、部下のことを思いやり、上の決定にも素直に応えるなど進撃の巨人という作品全体を通してみてもかなりの常識人の部類には入る。兵長自身も自分が口調が荒いということは重々承知しているらしく、口が悪いだけだから誤解するなといったような発言もしている。そして意外と結構喋る。(本人談)

更にもうひとつ、兵長の性格面で欠かせないポイントとして潔癖症というものがある。元々地下街という汚い場所に住んでいたせいか、汚いものが大嫌いであり、それを解消するための掃除自体も好きであるらしい。「掃除で1番欠かせないのは雑巾だ」と言ってのけたり、巨人との戦闘中であっても巨人の返り血が付いてしまったりするとハンカチで拭いていたりする。しかし、倒れ、死にゆく仲間の血まみれの手は躊躇いなく取り、最後の労いの言葉をかけたりもする。マジかっけぇ…

 

▪️戦闘能力

さて、簡単に兵長のことについて知ってもらったのだが、一番特筆するべきポイントはその戦闘能力にある。初期の段階で「あの人は人類最強の兵士だ!」と明らかに噛ませのような紹介をされたにも関わらず、2020年9/10現在コミックス第32巻まで発売されている中において確かに人類最強、ないしは作中最強レベルの実力を保持している。マジかっけぇ…

その戦闘能力に関しては「一個旅団並」というよく分からない表現が作中でもなされているが、この一個旅団並というものはなんと、兵士4000人分である。エレンの幼なじみであり、同じく高い戦闘能力を誇るミカサは兵士100人分との評価がされているので、兵長ミカサ40人分であるということが単純計算で分かる。どうなってるんだ…?

 

実際の作中における戦闘を挙げてみると

・他調査兵団兵士たちがなすすべ無くやられて行った女型の巨人を1人で身体中を切りさばき、ダウンを取る。

 

・対人に特化した戦闘集団に完全な奇襲を受けた状態で12人を殺害し、返り討ちにして危機を脱する。

 

・こちら側の命を賭けた奇襲とは言え、獣の巨人に真っ向から立ち向かい、相手に何もさせず完封。そして逃げた獣の巨人を追い、立体機動に向かない平地で15m程度の大型巨人の群れを全てなぎ倒す。

 

・立体機動にむいた森の中ではあるが、30人の仲間達が一斉に自身を狙う巨人と化して襲ってくるものの、その30体の巨人(なんなら普通の巨人よりも素早く手強い個体)全てを1人で倒し、かつ、再び逃げた獣の巨人に真っ向から(なんなら獣の巨人側がビビっていた)対峙しまたしても完封。

 

と言ったように明らかに常軌を逸した戦果を残している。とりあえず兵長が戦えば負けないと思ってもらえればそれでだいたい合っているし、なんなら活躍させすぎないように作中でもデバフをかけられてさえいる。(仲間を助け足をくじくなど)

そもそも、一番巨人と遭遇する調査兵団であっても「極力巨人とは戦わない」というものが原理としてあり、実際戦うときであっても2人1組あたりで巨人の対処をしているパワーバランスの中でこの160cmのおじさんは上記のようなことをやってのけているのである。マジかっけぇ…

 

▪️まとめ

というわけで、簡単ではあるが兵長について色々書き綴ってみた。兵長のことを「クール」、「非情で冷酷」、「キザ」みたいな感じに思っている世間の進撃の巨人、ないしはリヴァイ兵長のことを知らない人達に実際は「熱く」、「とても仲間思い」で、「潔癖症でなんなら少し抜けてる」ような可愛いおじさんであるんだよと少しでも伝えられたのであれば、この拙い文章を書いた甲斐もあるというものである。そして、進撃の巨人という作品はもう最終回を迎える直前であるということが明示されているため、今のうちに漫画を買って読むことをオススメしたい。そしてこの進撃の巨人という漫画に心臓を捧げる兵士になってもらいたい。そう切に願う。

 

それではこの辺で、「心臓を捧げよ!

鬼道詠唱入門

滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器 

湧き上がり 否定し 痺れ 瞬き 眠りを妨げる

爬行する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形

結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ

 

さて、これは何だか分かるだろうか。

これを知らない人はいないだろうとは思うが一応答えを言っておくと破道の九十「黒棺」である。

この黒棺の詠唱は義務教育で教えなければいけないことが日本の学習指導要領にも数えられているため、これを知らないという人はもう一度教科書を開き直してほしい。もちろん、教科書というのは「BLEACH 48巻」である。

 

この全少年たちのバイブルとも言えるBLEACHには上述の黒棺のように鬼道と呼ばれる呪文のようなものがあり、基本的にはそれを発動するために詠唱をしなければならないのだが、その詠唱がとてもかっこいい。どこか痛い中学生がノートの隅に書き連ねているような文章でありながら、しかしそれが心をくすぐるのを否定ができない。それがいつになっても消すことのできない少年心というものなのだろうか。ともかく、僕はこの詠唱が好きで作中で用いられた鬼道の詠唱をいつまでも忘れられずにいる。というか忘れないように定期的に覚え直しているのだが。

 

さて、つまり何が言いたいのかというと、ここまで心を惹き付けて離さないこの詠唱を皆さんにも共有したいということだ。とりあえず手頃な(?)かっこいい詠唱を纏めてみたのでマスターの方を挑戦してみてもらいたい。そして覚えたら配信のコメントなどで僕に向かって鬼道の詠唱をしてほしい。

 

 

君臨者よ 血肉の仮面 万象 羽搏き ヒトの名を冠すものよ 焦熱と騒乱 海隔て逆巻き 南へと歩を進めよ

 

これは破道の三十一「赤火砲」である。

赤火砲というのは火の玉らしきものを作り出し相手にぶつけるというもので、BLEACHの中においても使用者が多い基礎的な鬼道である。(ドラクエで言うところのメラミ的な立ち位置と思ってもらえれば大体合っている)

この詠唱の前半部分をそのままに、焦熱と~を

真理と節制 罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ

とすると、それは破道の三十三「蒼火墜」の詠唱となる。ここから鬼道のパターンとして基本の詠唱というものがあって、そこにオプションを付け足すことで鬼道の性質を変えているということがわかる。基礎的な鬼道だからこそ疎かにしてはいけないということがここから伺え、それは「鬼道以外のあらゆることにおいても同じことが言える」ということを教えてくれる素晴らしい詠唱である。

 

散財する獣の骨 尖塔 紅晶 鋼鉄の車輪 

動けば風 止まれば空 槍打つ音色が虚城に満ちる

 

こちらはもう少し上級の鬼道である、

破道の六十三「雷吼炮」である。

先程の赤火砲が炎であるならば、こちらは雷を出して相手を攻撃する破道である。雷は炎より上級であるということは基本事項なのだろうか。ドラクエでもそうだし、まぁそうなんだろう。

さて、この詠唱のかっこいい所は動けば風~の部分から上り調子に詠唱がなっていくところである。BLEACHの詠唱のすごいところは字面でかっこいいということもそうだが、実際に口に出して詠唱してみるととてつもなくしっくり、かつ何度も言いたくなってしまう文字列になっていることだ。なので是非口に出して読んでみることを勧める。

 

 

雷鳴の馬車 糸車の間隙 光もて此を六つに別つ

 

こちらは縛道の六十一「六杖光牢」である。

簡潔な詠唱でありながら、スタイリッシュであるこの縛道は相手の動きを封じ込めるバインド系の縛道である。長々しくないこの詠唱でありながら有用な効果を発動できるので皆この縛道は覚えるべき。

雷鳴の馬車、糸車の間隙という同じような構成の単語が2つ続いているのこの詠唱。BLEACHの詠唱の基本であり、とても大事なポイントである。正直雷鳴の馬車も糸車の間隙も何を伝えたいのかよく分からないのだが、とりあえずかっこいい。それだけ分かればいいのがBLEACHの詠唱なのだ。しかしこのような単語を自分で作ったりすると必ず火傷をするのでやめておいたほうがいい。

 

 

黒白の羅 二十二の橋梁 六十六の冠帯 足跡 遠雷 尖峰 回地 夜伏 雲海 蒼い隊列 太円に満ちて天を挺れ

 

そして本日最後のこの詠唱は

縛道の七十七「天挺空羅」である。

さて、どんな効果なのかというと自身の声を指定した大人数に対して送るというものである。

LINEのグループチャットでできるようなことをわざわざ長ったらしい詠唱をして行うというところにこの縛道の1番の見所がある。「いや、それLINEでええやん」と言い放つ世の若者たちに「え?オサレでいいだろ?」と言い返す為だけにこの天挺空羅を使って要件伝えをしたいものである。実用性などいいんだ、ただオサレかどうか、それがBLEACHの鬼道を詠唱する上で1番大切なことかもしれない。

 

とりあえず適当に選んでみて自分なりの説明をしてみたつもりだが、どうだっただろうか。すこしでもBLEACHのオサレさに心を打たれて鬼道の勉強をし、僕の配信において鬼道が放たれることを夢見ている。そうしたら僕はこう返すであろう。

縛道の八十一「断空」!と。

おはようございます、こんにちはこんばんは

皆さんおはようございます、こんにちはこんばんは。

某地方国立大学で生きている男です。

基本的にドラクエの話をして日々太陽が回っていくのをただじっと待っているんですが、もちろん人間なので(人間なのでというか生きているので)ドラクエ以外のことも考えています。

なのでこのブログという自分の思いをただ書くだけのツールにおいてドラクエ以外の話をしていけたらなと思っています。

なので「お前ドラクエしかやってねぇのかよアホ」「何をいつも考えてるんだお前は」「あなたのことをなんでも知りたい!」などなど多種多様な意見に応えていける場にしていけたらなと感じています。

それではお疲れ様でした。